ビクセン製スカイポッドとVMC110Lでの天体撮影の工夫かな?で調べられてくるみたいなので、ちょっとまとめてみたいと思います。
カメラですが、ミード製のDSI系のものがよいと思います。
その理由は、スカイポッドのような経緯台で長時間露光の撮影をする場合、画像が中心から周辺部にかけて回転してしまうためです。
これは経緯台全てに言えることなので、どうしようもありませんが、DSI系のカメラのソフトウェアには非回転画像を得るための機能(ハップル宇宙望遠鏡にも使われている機能です)が盛り込まれています。
[補足]
1.ミード製の望遠鏡は経緯台でも回転軸を傾けることで、赤道儀としても使えます。スカイポッドにはこの機能はありません。
2.ミード製品の日本代理店がありましたが、今はありません。個人輸入(代行)でしか入手できません。残念。
3.DSI系のカメラが無い場合は、月・惑星などの短時間露光の天体なら問題なく撮影できます。
DSI系のカメラがあれば、普通に天体写真を撮影することが出来ます。
がっ
個人的には以下のような工夫があれば、もっとよいと思います。
1.ミラーシフト(反射鏡の重さでピントがずれる)は、ピント・ノブと本体の間に紙を折って挿すと防げます。
2.ダーク画像(カメラにキャップをつけて)を撮影することでホット・ピクセルというノイズを消せます。要画像処理
3.フラット画像を撮ることで周辺減光やレンズに付着したゴミ、カメラ内のゴミ等を消す(目立たなくする)ことが可能です。要画像処理。
4.写真は2の乗数枚撮るとあとで加算平均してランダム・ノイズを消し、S/N比も向上します。要画像処理。
今は入手困難なDSI系カメラですが、1ショットカラーとモノクロの2種類があります。
モノクロの場合は他に、赤、青、緑のカラー・フィルターがあればカラー化できますし、1ショットカラーよりもカラー化の自由度が増しますが、同じ画像を4枚(LRGB)撮らないとカラー化できないので難易度は高くなります。
ただし、モノクロの場合は1ショットカラーよりも理論的には数倍近い解像度が得られます。
話を簡単にして説明すると、1ショットカラーの場合、撮像素子の前面にカラーフィルターが付いています。
4つの素子でひとかたまりで、緑2個、青、赤のフィルターを使って、1色を表現します。
人間の目は緑の感度が低い高いので2個使われています。
ちなみに、一眼レフカメラ、コンパクトカメラ、携帯電話カメラの撮像素子は全部同じような作りになってます(カラーフィルターの並び方が各社違ったりしますが。。。)。
モノクロの場合は、全素子を使って撮影できるので理論的に解像度は高くなる訳です。
なのでモノクロ・カメラの方が高いですね。
カラー・フィルターも必要ですしね。
ただ、難易度が高いので、1ショットカラーの方がお手軽ですね。
と、つらつら書いてみましたが。。。纏めると、
DSI系カメラが無いと、天体写真は難しいです。。。残念っ
※月・惑星は普通のカメラでも大丈夫。
P.S
スカイポッドの経緯台では無くて、赤道儀を使えばDSI系のカメラに頼らなくても天体撮影は可能ですよ~
P.S2
コメントに指摘があったので修正しておきました。逆でしたね。
ただ、LRGBの撮影方法と、緑の感度がよいこととは無関係です。
人間の目は輝度(L)に対して敏感なことと、緑の話がごっちゃになってますが、別の話です。
LRGBの撮影方法は、色ではなく、この輝度に対して敏感なことを利用した撮影方法です。
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