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2008.04.18

ABCファイルの作り方

LotROで、自動演奏するためのABCファイルの作り方を簡単に説明したいと思います。

ちなみに、ABCファイルはLotRO世界の独自のものではなく、もともとはUNIX系アプリケーションの1つで、譜面を表示するために開発されたものです(その後、WindowsやMacにも移植されています)。

なので、音楽に関する基礎的な知識が必要になってきますが、LotROでの自動演奏にはかなり制約があり、表現できるものとできないものとがあることを念頭に置いてください。

 

では、例として日本の国家でもある「君が代」を上げて説明します。

Etc0195<--- 「君が代」の楽譜です。

 

 

上段に”ト音記号”、下段に”へ音記号”が書かれています。

一般に”ト音記号”が書かれた譜面は「高音部」を表し、メロディパート、ピアノの右手演奏パートになります。

”へ音記号”で書かれた譜面は「低音部」を表し、コード、ベース、ピアノの左手演奏パートになります。

 

LotROのABC言語では、音符を以下のように記号で記述します。

Etc0196<--- 音符と記号の関係。

 

 

LotROでは演奏できる範囲が決まっていて、3オクターブ(制限)です。

「君が代」の音符を見てみると、この3オクターブ範囲内に収まっているので、基本的には全て表現可能です。

 

ABCファイルにしてみましょう。

ファイルの1行目から7行目までは、ほぼ決まっていて。。。

X:1

T: 君が代

C:Mikachan

Q:1/4=80

M:4/4

L:1/4

K:C

 

1行目はバージョン情報で、普通は「1」でOK。

2行目は曲のタイトルです。”:”の後ろに半角スペースを入れてから記入するとLotROの画面に上手く表示されます。

3行目はコメントで、何を書いても構いません。キャラ名を書いてます。coldsweats01

4行目はテンポです。「君が代」には書かれていないので適当に。

演奏してみて早そうなら数字を少なく、遅そうなら数字を多めにします。

5行目は拍子です。

6行目は記号を記入する際の基本的な音符の長さを表します。

記号だけの場合、音符は四分音符の長さになります。

7行目は調またはキーです。

何も無い場合はC、#が1個のときはGなどと記述します。

 

2小節目を書いてみると。。。

[G,d] [E,E] [D,2D2]となります。

[]はコード、和音を表す記号です。最初の記号が下段、2番目の記号が上段の音符を記号にしたものです。

”D,2”とあるのは、”D,”の音符の長さを2倍にするという意味です。

長さが1+1+2=4となるので、問題ありません。

もし、足し算して長さが合わない場合、どこかで音符が抜け落ちていることになります。

この辺を注意して、記号化すると良いです。

 

4小節目を見てみましょう。今度は”#”が出てきます。

[^F,d] [G,B] [D,/2A/2-] [^D,/2A/2] [E,G]

譜面の”#”は、ABCファイルでは”^”(べき乗)と記します。

”b”は、”_”(アンダーバー)となります。

”/2”は、音符の長さを半分にします。

”A/2-”と”A/2”はセットで、”-”(ハイフン・マイナス)はタイで、音をつなげます。

”A”は本来四分音符なのですが、下段が八分音符に別れているので、タイで繋げて記号化しています。

また、小節と小節の間を結ぶ場合も、このタイを使うと便利です。

ただ、リュートなどの弦楽器の場合、LotROでは長さが決まっているようで、ある一定以上の音の長さにはなりません。

ここでも1+1+0.5+0.5+1=4となるので間違っていないようです。

 

上の2つの例で、なんとか「君が代」をABCファイルにすることができると思います。

すぐ上の五線譜と記号の関係を記した画像を印刷しておき、手元に置いておく事をお勧めします。

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