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2008.03.18

直焦撮影について

一昨日の検索結果を見てみると、”直焦撮影”の方法について調べている方がいらっしゃるようでした。

で、ちょこっと解説など。

 

天体写真を撮る方法には、4種類の方法があります。

直接焦点方式(直焦撮影)

・拡大投影方式(拡大撮影)

・コリメート方式

・レトロフォーカス方式

 

直焦撮影は、接眼レンズ(アイピース)を外して、そこに”Tリング”と呼ばれるカメラと望遠鏡とを繋ぐマウント(パーツ)を使って、望遠鏡にカメラを固定して撮影する方法です。

一般的には、接眼部にアイピースを挿して固定するパーツがあり、それを外すと、42mmくらいのオス・ネジが現れると思います。

 

たとえば、VixenVMC110Lという望遠鏡の場合、フリップ・ミラーが内蔵されていて、どちらからでも見えるのですが、一般的には望遠鏡のレンズの反対(主鏡)側にカメラを取り付けます。

直線方向ですね。

ちなみに、どちらの接眼部も、アイピースを固定するパーツを外すと、42mm径のオス・ネジが現れます。

 

Tリング”ですが、これは各カメラ・メーカー向けに種類が分かれています。

カメラがCanon EOS Kiss Digital なら、EOS向けの”Tリング”を購入する必要があります。

ちなみに、”Tリング”が使えるカメラは、レンズを外すことのできる一眼レフ・タイプのカメラです。

レンズを外せないタイプのカメラを使う場合は、コリメート方式の撮影しかできません。

 

なので、天体望遠鏡と、一眼レフ・タイプのカメラを既にお持ちであれば、天体撮影に必要なパーツは”Tリング”のみとなります。

望遠鏡メーカーのものでも1,500円前後で購入できると思います。

Vixenの場合は、1,500円ですね。

 

余談ですが、初めて天体写真を撮る場合は、「M」のマニュアル・モードにして露出時間だけ気にすればOKです。

天体望遠鏡側には、絞りを調節する機構が無いので、「P」とか「Av」とか「Tv」とか「全自動」とかにしても意味無いので。。。coldsweats01

最初は5秒とかで撮ってみて、ピントが合ってるか、被写体がほぼ中央に来ているかを確認して、それから適切な露出時間で撮れば問題ないと思います。

 

ちなみに、満月の場合は500分の1秒でも十分だったりします。

露出時間は、カメラのISO値や、望遠鏡の大きさにもよります。

もちろん月の大きさによっても変わってきます。

 

そうそう天体写真を撮るのであれば、カメラのリモートコントロラーは欲しいところ。

指で直接シャッターを押すと、一瞬ですが望遠鏡ごと動いてしまうことがあり、その動いた軌跡がスジとなって残ってしまう場合があるからです。

それと、ピント合わせが非常に難しいです。

月はまあ被写体も大きいのでいいんですが、メシエとか撮ろうと思うとカメラのファインダー越しに見るとピントが合ってるんだかどうだか分からないというのが正直な感想です。

事実、何回撮ってもなっとくのいくピント合わせができたことがありません。。。crying

 

※話を簡単にするために、冷却CCDカメラや、天体用CCDカメラの事には触れてませんが、これらのカメラも直焦撮影が可能です。

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コメント

偶然通りすがりましたが、Avは意味あります。TTL測光してシャッタースピードを調整できます。野鳥の撮影に重宝します。

投稿: ごN | 2010.01.03 13:36

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